第12回≪何事もバカになって考えればいい案が思いつくカモ≫

◆ISO×仕事

◆今日のポイント

【名案を出す前にまずは基礎から固めていこう】

皆様こんにちは。

ジュネーブ磯六です。

本ブログでは「ISOは個人にも適用できる」という発想のもと、皆様の人生において「将来起こりうるであろう不慮の事態」を予測して回避していく力を身に着けることについて発信をするブログです。

今回は思考法の話です。

ISOで改善を進めるためにも客観的な思考法を持つ必要があります。その客観的な思考法の中でも非常に簡単で取り入れやすいものをご紹介させていただきます。

※ISO9001ってなに?という方。まずはこちらへ↓↓

バカになれ思考とは

師匠、、、
やっぱり前例が無いので、うちの会社でクラブ活動を立上げるなんてムリですよ。まだ自分はペーペーですし、、、

でた。そのムリムリ思考。
それじゃあいつまで経っても君の会社は君にとって居心地のいい空間にはならないよ。

いやー、だって、、、

じゃあ今日は思考法の根本の根本を覚えよう。
名付けて「バカになれ思考」
これを身に着けたまえ!

すいません、自分バカなんで結構です。

なんかいろいろ察し。

皆様は今まで「それはあたりまえ」とか「できなくてもしょうがない」など、何も考えずに物事を結論付けてしまうことはありませんか?

そうなってしまうと、クリティカルな発想ができなくなってしまい、仕事やプライベートでもいい案を思いつくということができなくなってしまいます。

それでは何事もいい方向にはいきませんよね。

ここで「バカになれ思考」の登場です。

これは既成概念を一切気にせずに思いついたことを障壁ゼロで進めてみる思考法のことを言います。

ゼロベース思考に近い方法ですが、異なる点としては障壁が存在していることを認知していて、その障壁をなかったことにして(忘れたことにして)進めていくという考え方です。

ようは邪魔なものを論理的に避けるのではなく、存在を無にするのです。

バカでも知らんふりして進行すれば余計なものを考えずに済むので、自然と歩みを進めることができます。

ムリムリ思考

では、反対にムリムリ思考とは何でしょうか。

冒頭の師匠と磯六のやり取りで何となくつかんでいらっしゃるかと思いますが

決まりきった壁があるから前に進めないと断言して方法を考えないことです。

これでは壁の向こうにいくら大金を稼げる仕事が置いてあっても気づきもできないですよね。

ムリムリ思考になってしまう人達に多い3つの特徴

クリティカルな発想を阻害する原因は環境です。その環境に慣れてしまうと人間は考え方が固まってきてしまうのです。なぜなら考えないで決めたほうが圧倒的に楽だからです。

人間は脳をなるべく休ませながら生きようとしますので、無意識でいるとどうしてもそうなってしまうのです。

以下の3つの環境にいる人たちは要注意です。

・ある組織に長期間所属している

・考え方の似通った人たちとつるむ時間が多い

・ルールの厳しい組織にいる

この環境にいるとムリムリ思考になる要素があるので気をつけましょう。

まとめ

何か思いついたときはとにかくバカになって、ゴールだけ見つめましょう。

恐らくバカにされたり、何も考えてないのか?などヤジが飛ぶこともあるでしょう。

でも、よく聞いてください。今あなたはバカになっています。そしたら気にならなくないですか?

この時点であなたにはかなり馬力のあるエンジンが積まれている状態になります。

後はまっすぐ勢いよく進んでいくだけです。

もう少し論理的な話をすると

常識や既成概念を一旦リセットして白紙に戻したうえで「何故そうなるのか」という本質を自然と求める考え方を身に着けるように努力することが推進力の源になります。

世に出ている≪いわゆる頭のいい人たち≫は、色々なことをひたすらに考えて考えて考え抜いているのでクリティカルなことを思いつくのです。

我々も、そこまでとはいかなくても、できれば自分のいる環境を良くしたくはないですか?

この「バカになれ思考」を身につけると自分の思っていることや考えを形にする力がつくので、自分の環境をよくするためにも是非実践してみてください。

今日のおさらい

「 発想力を豊かにするためにバカになれ思考を身に着けよう 」

ジュネーブ磯六

≪監修≫タイムクリック株式会社

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