◆今日のポイント
【物件選びを後悔しない地味ーなチェック項目を覚えておこう】
皆様こんにちは。ジュネーブ磯六です。
本日はISO9001の視点で賃貸物件を選ぶときに失敗しない内見術をお伝えできればと存じます。
※ISO9001ってなに?という方。まずはこちらへどうぞ↓↓
内見はお家選びの超重要プロセス
皆様は賃貸を借りる時にどんなことをチェックしますでしょうか。
「家賃」「築年数」「最寄駅からの距離」「階数」とかですかね。
しかし、表面上の項目のみで内見すると、追々失敗してしまう場合があります。
そのパターンは大きく分けて2種類。
・家の中に入ると見栄えが予想以上に良くてちょっとテンション上がって、ここに決めた!パターン
・他に色々探すの手間だし、営業の方と長く時間を共にするのも億劫だから、ここでいいかパターン
賃貸なので、どのくらい住むかは人それぞれですが、チェックしておかなければいけない目立たない要素もあります。
それをしないと、いざ住んでみたら、トラブルが起きてしまうなんてことも少なくありません。
もちろん、営業の方はさっさと決めてほしいわけですから、選定に影響が出るようなマイナス要素は言ってくれませんし、質問されなければ答えてくれません。
※割合としてはそちらの方が多いということです。お客さんに寄り添っている営業の方もいるかと思います。すみません_(_^_)_
余談ですが、客商売の何が一番重要かというと
お客様の要求事項を満たした製品およびサービスを一貫して提供できること
なのです。
参照【ISO9001 0.1項 a)顧客要求事項及び適用される法令・規則要求事項を満たした製品及びサービスを一貫して提供できること】
これの本質がわかっていればデメリットを隠すようなことはしないんですけどね。
まぁ、なにはともあれ、自分の身は自分で守らばなければならないので、最低限確認しておかなければならない事項は押さえておきましょう。
では、お待たせしました。
前述した内容よりももっと重要な確認すべき項目をこれからご案内いたします。
注意事項5選
では早速行ってみましょう。
確認すべき注意事項の5選をお伝えする前に
あおりとして、トラブルが最も多い3つを先にご紹介しておきます。
- シロアリ
- 雨漏り
- 床の傾き
どれもこわいですねぇ…ちょっとざわついてきましたかね。
盛り上がってきたのなら何よりです。
ではこの3つとは縁遠い物件を探し当てるために、どのようにチェックしたらいいのか注意事項5選をお伝えいたします。
外壁のチェック
浮きが無いか、大きな傷が無いか、同じところに傷が集中してないか。
その点をチェックします。
これがあると、、残念ながらシロアリがいる可能性があったり、なかったりします、、、、おぉこわ ((+_+))
においと湿気
玄関開けた時にかび臭いにおいがするかしないか。
もしかび臭かったら雨漏りしている危険性があります。
そして湿気が虫さん達は湿気が大好きなので、喜んで入ってきて喜んで巣をつくります、、、((+_+))
私が昔出くわした出来事なのですが
内見した家にひざ丈くらいの大きい除湿用の機械が置いてまして
「これは無料貸し出しをしてますー!」
って営業の人が陽気に話していたのですが、一日にどのくらいの量の水が溜まるか聞いたところ、尋常ではない湿気に包まれた家だということが分かった。
ということもありました。
水道を全て出してみる
水の出方と排水をチェックする必要があります。必ず下の排水管の流れも確認してくださいね。
隙間が空いている排水管とかもあります。そこはG様達が侵入してくる可能性があるので、、、
テープでふさぐかしないて大変なことになります、、、((+_+))
床下の点検口を覗いてみる(できれば)
もし入れるのであれば覗いてみてください。
経年劣化によって漏水や傷が無いか確認してください。
場所はキッチンや洗面所など配管の接続部分に近いところの床下に設置されているところが多いです。
室内のドア、サッシの開け閉めをしてみる
不具合が無いかチェックしてみてください。
基本的にこの5つは同行した営業さんに言えば確認させてくれます。
また、この確認をすることが、素人感を見せないようにする一つの技でもありますので、営業さんも
ちゃんとやらないとな・・・
と思わせることができます。
まとめ
とにかく、住むところを選ぶのには時間をかけなければいけません。
数日で決めるには確認事項が多すぎるのでお勧めしません。理想は1年はかけたほうがいいです。
しっかり粘り強く自分の条件に合うものを探しましょう。
今日の一言
「失敗を回避するためには、事前にチェックする項目を理解しなければならない」
参考内容
【ISO9001 4.1 組織及びその状況の理解 】
ではでは皆様、このあともお気をつけて!
ジュネーブ磯六
≪監修≫タイムクリック株式会社
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